本当は毎日、書類などをキッチリ処理できたら良いのですが、残念ながらそれがなかなか難しいわけです。そんなときに「とりあえず箱」を活用するというのは決して悪い方法ではないのですが、「とりあえず箱」は所詮「とりあえず」であって、それがいっぱいになるまでには処理しなければならなくなるということを忘れてはいけません。つまり、その方法はあくまでモラトリアム(猶予)であって免除ではないということです。そして、猶予期間が長ければ長いほど後でしんどい思いをするのです。
「とりあえず箱」の深さは猶予期間に比例しますので、どれだけの期間を猶予するのかをまず決めておくことが必要です。そうしないと、夏休みの最終日に宿題が終わっていないというようなことを繰り返すだけです。
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