押入収納の基本は奥行空間を前後に区切って収めるということですが、 天袋に関してはその限りではありません。その理由は天袋の奥は目線の届かないところなので、奥にしまいこんでしまうと何が入っているか分かりにくく、取り出しにくいからです。
天袋は奥行が深く、しかも高いところにありますので、基本的には大きくて、落ちてきても危なくないモノを収めるようにします。布団圧縮袋に入れた布団や、座布団、いただきものの毛布やバスタオルの箱、家電の空き箱、クリスマスツリーの箱などが適切と言えるでしょう。
枕棚というのは押入上段と独立した天袋とは異なり、上段の上のほうにある段のことで、本来は枕を置くための場所であり、奥行が45cm前後です。天袋と同様に落ちてきても問題ないようなモノを収めれば良いですが、奥行が押入全体の半分程度ですので、様々なモノがここに収める候補に挙がると思います。ただ結構取り出しにくい場所ですので、いただきもののタオルの箱など、薄型の箱を重ねる形が出し入れしやすいと思います。
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