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要・不要の基準は「過去2年」だけ

図解収納の基本 コラム
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要・不要の判断をするとき・・・私はこれを分別作業と呼んでいますが、これは「過去2年間で使ったかどうか?」だけで判断する作業です。このときは使用頻度も品群も関係ありません。ただただ、過去のことを思い出して、2年というボーダーラインで白黒ハッキリさせるだけです。

また、「不要=捨てる」わけではありませんから、不用品はとりあえず除けておくだけで良いのです。実態をより正確に言えば、過去2年間で使ったモノだけをピックアップする作業ですね。

私はお客様と一緒に分別作業をする上で必ずそう説明するのですが、頭では分かっても感情ではコントロールが難しいものだなぁと思うことがしばしばあります。それは、どうしても「いや、これは新品だから」、「これは高かったから」、「もらったものだから」、「かわいいから」・・・などとモノごとに全く違う基準で判断される方がいらっしゃるからです。私が「別に捨ててくださいって言っているわけじゃないですから、過去2年を基準に機械的に判断してくださいね~」と何度言っても伝わりません。

しかし、そういう判断をされる方の場合は非常にモノが多いですから、そんな風に頭を使って大量のモノを処理していると、非常に疲れますし、嫌になってきます。しかし、その壁を乗り越えることが出来ると、急にスイッチが切り替わったように機械的に過去2年間で使ったかどうかの基準だけで判断できるようになって、ゴミ袋にモノをどんどん放り込んでいくのです。そんなとき、私は「不用品=捨てる、じゃないんですが・・・」と思うわけですが・・・。

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