基本的に収納は、まずそこに住む人が使いやすいということが一番に考えられていなければなりません。次にモノに合わせるということ、最後にスペースに合わせるということを考えるのです。そうでなければ、家やモノに自分や家族が振り回され、片付かなくなります。あなたの人生や日常生活という物語の主人公は常にあなたであり、モノは脇役、家は背景に過ぎません。
ですから常に自分や家族が使いやすい収納方法を第一に考えれば良いわけですし、片付かないのであれば、より片付けやすい方法を考えれば良いのですが、残念ながら時にモノや場所に合わせなければいけないときもあります。
例えば洋服をしまうとき、片付けやすさや取り出しやすさを優先すると、どうしても洋服を掛ける場所がたくさん必要になったり、引出の中にゆとりスペースが多くなってスペースを十分に活用できません。状況に応じて、洋服によって畳み方を変えたり、スペースに合わせて畳んだ後のサイズを考慮しなければならないのです。
コメント