クローゼットの折れ戸や壁の陰になる部分はちょっと使いにくいですが、ここは基本的に無視して問題ありません。なぜなら図のように見えている部分だけに洋服を目いっぱい掛ければ、洋服を取り出すときに他の洋服を押しやるためのスペースとなるからです。逆に言うと、折れ戸や壁に隠れた部分まで目いっぱい洋服が掛かっていると、他の洋服を押しやるスペースがなく、出し入れしにくいクローゼットとなってしまいます。
押入に入れた布団の上部の空間と同様に、収納では一見無駄に感じてしまうスペースが必要なものであることがよくあります。つまりこれはデッドスペースではなく、生きたスペースなのです。本当のデッドスペースとは死蔵品を入れたスペースのことですね。
ちなみに、床面や棚の上に関しては折れ戸の陰になる部分には使用頻度の低いモノを収めましょう。使用頻度の低い折れ戸の陰の部分にあるモノは使用頻度の高い手前のモノを一旦出してから、2ステップで出せれば十分ですね。
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